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家庭菜園事始め

08 4月

減農薬を目指して
   今年も本格的に、家庭菜園のシーズンが始まった。青空が見えるので、外での作業はとても気持ちがよい。今日は、じゃがいもを植えたいので、同じ“ナス科”のトマトやナスを植える区画もいっしょに耕した。

  素人が野菜を作るときに困るのは、病気と虫害だ。特に狭い土地で毎年あれこれと作る場合には“連作障害”が一番問題だ。私は、家庭菜園を先ず四区画に区切り、さらにそれぞれを二区画に区切って毎年場所を変えながら、野菜作りをしている。

  ところが、『農事組合法人かたせ』で借りた畝は、連作障害の心配をする必要がない。というのは、毎年、組合員に貸す場所は移動するからだ。一年ごとに、異なる場所へ移るのだ。私も、昨年は2畝(1畝の長さは20数メートル)、今年は3畝借りることにした。

ミニ耕耘機の使い初め。これを使うと今年も1年が始まったという感じがする。後ろに大仏の五重塔が見える。

  法人の畝は、秋から秋まで1年借りるのだ。昨年は、里芋とショウガとヤーコン等を作った。今年度は、すでに、ニンニクとタマネギ(2種類)が植えてある。もうじき里芋やショウガなどを植えたいと思う。

  今日は、自分の菜園のじゃがいもを植える場所を耕し、借りた畝にあるニンニクとタマネギの追肥を行った。その間、家内はジャガイモを植えた。

  法人の畑には、常に誰かが作業をしている。そうした人達と野菜作りや世間話をするのはとても楽しい。今年は、野菜作りの方法を少しだけ変えたいと思う。

 その方法は、混植によって病気を防ぐ方法だ。昨年買った野菜作りの本によれば、例えばニラとトマトを同じ穴に根が絡まるように植えると病気にならないというのだ。栄養を奪い合うことはないのかと心配になるが、やってみなければわからない。

雪に耐えてすくすく伸びたニンニクに追肥した。遠くに大仏の五重塔が見える。

 ニラの他、ネギや春菊にもこのような働きがあるそうだし、家庭菜園の天敵とも言えるスギナを煎じて50倍くらいに薄めてまくとキュウリなどによく発生するうどん粉病の予防になるという。これも実験してみたい。

 晴れた空の下で、野菜作りができるのは贅沢な趣味かもしれない。農地が無くても、安価で借りることが出来るのだから、興味のある人には是非とも参加してもらいたい。

(日記 朝一番に作り上げたDVDを送るための作業を行い、郵便局へ。その後、夕方まで家庭菜園や組合から借りた畝の農作業。晴れていてとても気持ちがよかった。昨年作った作物も順調に育っていた。たくさん作ったニンニクをどうするか、考えてみたい。毎日食べたいが問題はそのニオイだ。子供の頃は、翌日のスケジュールを考えて食べたものだ。今もそうしている。ニオイを抜く方法があればと思う。)

 
 

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