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「見ています あなたの姿 子や孫が」

24 4月

FBCラジオに生出演
 先週、県の子供家庭課から電話がかかってきた。「来週のFBCラジオに子育てマイスターとして出演していただけませんか」というものだった。

メインアナウンサーの岩本氏と女性アナウンサーと記念写真。(FBCのスタジオで生出演)

  中身は私が話したいことでいいということになった、そこで担当者のTさんに想いを述べた。その想いはTさんからFBCラジオのUさんに伝わった。そして、Uさんから大体の流れを書いたぺーパーが送られてきた。

 それを私が見てFBCのUさんに送り返した。そして、今日が本番である。2時半ごろ、FBCの本社へ向かった。受付で用件を述べ、喫茶ルームでテレビを見ながら原稿を見直していた。

 3時15分にスタジオ横の調整室へ入る。コマーシャルの間にスタジオへ入り本番。メインアナウンサーの岩本氏と女性のアナウンサーの質問に答える形でメモを見ながら、自分の考えを述べた。

  なるべく棒読みにならないよう苦労した。棒読みでは言いたいことが半分も伝わらないと思っているからだ。終盤は原稿なしに、リラックスして話すことができた。10分弱だったが、よい経験をしたと思っている。

 終わった後、番組は続いていたが記念写真を撮ることができた。帰り際に、番組を収録したCDをいただいた。楽しい経験ができたと思っている。
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 今日のテーマは「背中での教育」とした。私が語った一部分だけ紹介すると、

山 「最近の子ども達の放課後生活を見ていますと、児童館で過ごしたり、クラブ活動をしたり、習い事をしたり、スポーツ少年団で過ごしたりと、大人達と過ごすことが ほとんどですね。」

山 「大人の指示に従って行動したり、大人が仕切っている場合がとても多いと思っています。一見、子ども達のためにやっているようですが、大人達は結果を急いだり、自分の満足感の為にやっている場合も少なくないんです。
  これでは、子ども達が  自分の頭で考えたり、自分で何かを作り出すことは非常に難しいですね。大人の皆さんには 子ども達との関わり方に気を配ってほしいと思います。」

山 「常に大人が前に出るということは、“子ども達が自ら考える機会を大人が奪っている”ことになるんです。一歩引いて後から見守るような接し方が必要です。」

山 「時間がかかっても、最初は子ども達自身に 考えさせることが大切だと思います。失敗も次への大きなステップになるからです。時には逆境や挫折も大きなバネになるんです。苦労しながら自ら獲得したものは、社会へ出ても大いに役立つと私は信じています。」

山 「物事を教える方法は二通りあると考えています。
         ・一つ目は、学校の勉強のように、言葉などで直接教えることができるもの
         ・二つ目は、生き方や夢を持つことなど、背中で間接的に教えた方が効果があるもの
です。

 山 「親や周りの人達が、夢や興味を持って前向きに生きていれば、それを見ている子ども達もそのように生きようとす    るものです。子ども達に「ああしろ」「こうしろ」と言うよりも、自分がそうした方が遙かに効果は大きいと思います。

 子ども達が周囲の人達の背中を見て自ら動き始めたら、本物になると思いますよ。直接指導されなくても、野茂選手やイチロー選手の背中に励まされた人は少なくないと思います。周りの人達の情熱は子ども達に 伝わるものなんです。そこで、今日の私からのメッセージ。
      『見ています あなたの姿 子や孫が』
    私も自分の夢を追いかけてがんばっていきます。
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家庭菜園横の円形花壇の花々。バックに見えるのは私の事務所。

(日記 午前中、エンドウの支柱を立てた。昨年暮れに種をまいたが、まだ15cmほどの大きさしかない。エンドウは私の大好物だ。その後、原稿をチェックして昼食。午後1時頃、福井へ向かってFBCラジオに生出演。帰宅後も家庭菜園作業。午後7時から『区長の行政事務について』の説明会。最初に事務的な説明があり、その後質疑応答と懇談。私も少子高齢化に対する問題提起を行った。かなりの時間この話題で話が進んだ。)

 
 

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