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国会中継より

01 2月

八ッダム建設再開の顛末
 作業をしながら国会中継を聞いていた。聞いているうちにどんどん腹が立ってきた。もしこの国会中継を多くの国民が聞いたら、どうなっただろうか。幸か不幸か、中継は平日の午前午後のために、多くの国民は仕事で聞くことができない。
 
  一例をあげると、八ッ場ダム問題だ。民主党はかねてから八ッ場ダムの建設中止方針を国民に訴えていた。しかし、昨年暮れに野田内閣は「建設再開」を決めたのだ。
 
  今日の質問ではその点を突かれていた。またしてもと言うべきか、予想通りに民主党の方針を強引に変更した影には国土交通省の官僚がいたというのだ。
 
 八ッ場ダムの本体工事は鳩山内閣時代に民主党のマニフェスト通りに凍結された。その後、当時の前原国交相が省内に有識者会議を設置して国の直轄ダム事業全体の見直しを指示したのだ。
 
  そして、予想通りと言うか、建設を担当する同省関東地方整備局が昨年まとめた「八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討報告書」の中で、環境得への影響や治水、利水の面から考えて八ッ場ダム案を建設することが妥当であるとされたのである。
  この結果、建設続行画が打ち出されたのだ。今日、野党の議員が問題にしていたのは、事業再開の調査を行なった7社すべてに、国交省OBが天下っていたということである。
  これでは、どのような結論が出るかは明らかである。設計などダム関連事業を受注して仕事をしたい国土交通省のOBが、「民主党の言うとおり建設中止は妥当である」などという結論を出すはずがない。
  事業を継続したい国交省が、天下りのOBがいる企業と「ダム村」を作っていたと言われても仕方がないであろう。しかし、答弁たるや学芸会の劇のように淡々と「調査は正当に行われていた」と答えるばかりである。誰が信じるだろうか。

  「出でよ!真のリーダー!」時代は真のリーダーを求めている。今のままでは政治不信は続くばかり。増税なんてとんでもない。国会中継を聞いていると、人材難だなあと思ってしまう。

Kさんに左義長の笛を習う「春駒太鼓」のメンバー。(於:私の事務所)

(日記 午前中は、幼児用の紙芝居の絵を描いた。午後は、事務所の駐車場の除雪作業。除雪機でやると楽しい。除雪作業を終えて、再び絵を描いた。1、2歳児を意識してのものだ。そう言えば、今日の福井新聞に、紙芝居のよさが見直されているというような記事があった。同感だと思う。午後7時半より和太鼓の練習。際世に左義長太鼓を練習する。今日は、親子太鼓の保護者であるKさんがメンバーに笛を教えに来てくれた。どうにか、伴奏入りで左義長ばやしが出来るようになった。 )

 
 

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