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電力ビジネス

07 2月

欲望の果てに
  NHKの『クロ-ズアップ現代』で“電力ビジネス”を取り上げていた。しかし、私に言わせれば電力をビジネスにする以前に、節電ではなく、過剰な電気使用を改めるべきだと思う。

  人工衛星から見ると、夜の日本列島は他国に比べてとても明るいらしい。よほどの場所でない限り24時間、街を明るくしておく必要がないのではないか。

   例えば、深夜の0時から午前5時くらいまでは全てのコンビニを開いておく必要がないのではなかろうか。必要なら当番制にすればよい。街の明かりも、ある程度落としてもよいのではなかろうか。

   青少年の犯罪防止の面からも、省エネの観点からも、特別な場合を除いて、夜は街も人も休めばよいのではなかろうか。そのようなライフスタイルにすれば、それに対応した生活ができるのではなかろうか。

  ブ-タンではないが、モノがたくさんあるからといって、必ずしも人が幸せになるものではなかろう。同じように、電気を必要以上に使わなくても生活の質を落とすことはないのではなかろうか。

  エネルギ-を湯水のように使い、モノを必要以上に買い込み、自分自身を必要以上に飾り立てる。欲望の果てに、幸せはやって来るだろうか。

  多くの国民は、テレビなどマスコミやそのコマ-シャルに踊らされ、作られた流行に乗せられ、政治家や官僚に踊らされて、戸惑っているのではなかろうか。

  そして、原発は安全だと言う「原子力ムラ」の人達の言を信じ、原発事故が起きれば「電力が不足する」と言われ、「値上げをするぞ」と予告され、慌てふためいている。

  そろそろ、私たちは、自分の頭で考え、自分の考えを深め、政治に関心を持ち、モノではなく、知恵を使って豊かに生きたいものだ。

  欲望は、次の欲望を生み、際限がない。知恵は金もかからず、その気になればいくらでも湧いてくる。そして、豊かさにつなげようとすればできないことではない。 

(日記 午前中、本番用の紙芝居脚本づくり。図書館で借りた『紙芝居―子ども・文化・保育(心を育てる理論と実演・実作の指導)』を読んで、紙芝居の作り方について考えを新たにした。午後は、追加分の絵を描いた。また、このノ-トパソコンの不具合をY君に直して貰った。おかげで、再び、こたつの中でブログを書くことができるようになった。)

 
 

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