片瀬町で「盆踊り体験会」
片瀬町の区長さんが、先日、我が家へやって来た。「夏祭りを盛り上げるために、何かいいアイディアがありませんか。何かやっていただけませんか」というのが用事だった。
私は、「それなら盆踊りをやってみませんか」と提案した。そして、「7月9日に役員会があるのでそこで話してもらえませんか」ということになった。 「それなら、班長さん方に体験してもらいましょう。」ということで話がまとまった。
私としては、新しくできた町だからこそ、老若男女が一つのことにまとまることはとても大切だと思う。次々と、全く知らない人が移り住んでくる町はまとまりが大変だろうなあと思うからだ。
子供から大人までが一つの輪になって盆踊りを楽しむことはとても意義のあることだと思う。練習も含めて、地区の人達が先ずは知り合いになることがとても大切だ。
これまで片瀬町では、夏祭りに和太鼓や奇術などを呼んでいたらしい。金を出して芸人を呼んでもまちづくりの観点からは、そんなにプラスになることではないと思う。
区民自らが参加し、区民の手で自ら祭りを作り上げることが大切だ。私は、新しい町だからこそ、お金もほとんどかからない「盆踊り」に取り組むことに価値があると思っている。
午後7時に、片瀬町のふれあい会館へ出かけた。三々五々、役員が集まってきた。そこで、私は盆踊りをやることの意義を伝えた。
そして、私の事務所で待機していた「おどり隊ひらり」の3人に来てもらって「勝山よいとこ」を踊って貰った。区長さんは、初めて見る踊りに感心しておられたようだった。
その後、区長さんや役員さんに盆踊りを体験していただいた。輪の途中に「おどり隊ひらり」の皆さんに入って貰ったので、練習は順調に行うことができた。
体験会では、「千本搗」と「勝ち山ほがらか音頭」を踊って貰った。今日の体験を元に、役員さん達がどうするかを話し合うことになっている。
練習会を終えて、自分の事務所へ戻ったところ、デジカメを忘れたことに気がついた。それで、ふれあい会館へデジカメをとりに行くと、役員会の最中だった。
その場で、「来週も教えてほしい」と言われた。「わかりました。子供さんにも参加して貰って下さい。」と役員さん達にお願いした。片瀬町の夏祭りで初めての盆踊りが行われるようだ。
何とか、片瀬町の夏祭りに、盆踊りを取り入れ、地区民の融和を図れたらと思う。大人から子供までが大きな輪になって盆踊りができたらいいなあと思う。
(日記:午前9時に尺八のUさんと「芸能発表の尺八や三味線の編曲」について話し合う。その後、家庭菜園へ行って野菜の手入れをする。野菜作りの本を参考に、「キンカン瓜」と「黒瓜」の摘心を行う。午後は、「おじさんバンド」の編曲作業。午後7時より片瀬町で役員さんの「盆踊り体験会」を行う。終了後、私の事務所で福島県の「相馬盆歌」の練習をする。勝山には、福島県の方々が沢山避難しておられるので「ふるさとの踊り大会」では是非いっしょに踊りたいと思う。)