官僚の生き方
最近、毎日リハビリや消毒のために、医者へ通っている。そして、待合の時間には、週刊誌を読んだり、テレビを見ながら過ごしている。
週刊誌は、毎号、震災・津波・原発関連の記事を載せ、それらに関する政界の動きを特集している。また、官僚についての記事もあった。それらを読んでいると、腹立たしいことも少なくない。
例えば、対談で現役官僚の記事が載っていた。志を抱いて入省しても、最後には、自己中心になり、省益を優先するようになると書かれていた。本音と建て前が著しく異なるのだ。
ネットの次の記事と合わせて読むとよく理解できる。
「・文科省は職員が2192名の小さい省だが、天下り中のOBが2980人。職員数より天下りのほうが 多い省庁は他にない。
・天下り団体に多額の国費が投じられている。同省の年間予算は年6兆円で、その半分の30兆円近くが所管の936団体に流れる。
・キャリア官僚は50代で大学の理事や美術館や博物館の館長に天下り、いくつか渡り歩いて数億円を稼ぐ。」
改革によって天下り先が減るとなると、官僚は国民のための改革よりも、天下り先を温存する方を優先すると。こうした内容がたくさん書かれていた。とても腹立たしくなる。
これが、難関大学に合格し、官僚になった人たちの言動だろうか。政治家も、中央、地方を問わず、国家や国民よりもよりも個人(自分)や党を優先して行動しているように思える。
今回の震災や原発の復興はほど遠いのではなかろうか。これからも、政党間の足の引っ張り合いが続き、何人も総理が交代し、やるべきことは遅々として進まないのではなかろうか。
以前にも書いたが、この国では真のリーダーは育ちにくいと思われる。常に出る杭を打つと言おうか、時間の大半を足の引っ張り合いに費やすような国でいては、この厳しい国際環境の中で、日本の進路を誤らせるように思えてならない。
「出よ!真のリーダー」と」叫ばずにはいられない。
(日記:午前中、春江町からSさんと「中庄小三郎音頭」の振り付けを行った方が事務所へ来られた。音楽とのバランスを考えて一部振り付けを修正していただくようお願いした。修正した結果すっきりした振り付けになったと思う。その後、平泉寺公民館へ「盆踊り体験会」のポスター等のデータを持って行った。そして、北部中学校へ和太鼓の指導に出かけた。かなり上手になったように思う。帰宅してすぐに、家内と二人で福井のY整形外科へ私はリハビリと消毒に、家内は診察に出かけた。)