がんばる「春江町中庄地区」
春江町中庄地区では、村のいわれなどを取り入れた『中庄小三郎音頭』を作り、次世代に伝えたいと張り切っている。区民が作詞し、曲も作ったがその後が続かないということで、私の所へどうにかしてほしいと話が持ち込まれた。
「なるべく原曲を尊重するが、どうしてもうまくいかないところは自分で自由に作ってもよいか」と尋ねたところ、それでもいいということで歌作りを始めた。頼みに来たのは、大学の軽音楽同好会のOBで後輩のSさんだ。
そして、カラオケができあがったが、その段階で中庄地区の人たちは非常に喜んで下さったようだ。明日の日曜日からカラオケを使って踊りの練習を始めるということを一昨日聞いたので、何とかそれまでに歌の入ったCDを作れないかと考え、歌って下さる旭さんにお願いした。
そして、急に今日吹き込みをすることになった。午前中は、家内に「前歌」を歌ってもらいレコーディングすることにした。非常に短い曲だが、10回あまり練習して吹き込みを終えた。
午後、2時半から歌謡教室の先生である旭さんが我が家へ来て下さった。歌は、地区のいわれなどが入っているために10番まであるのだ。1番から2、3回ずつ練習して吹き込みを進めた。4時頃、吹き込みは終わった。
6時には、中庄地区の人たちがCDを取りに来るのだ。しかし、編集作業に意外と時間がかかり、6時を回ってようやく完成した。事務所へ行くと、中庄地区の人たちが4人来ていた。パソコンで聞いてみると、編集ミスでボリュームが上がらない。事務所で待っていてもらって、慌てて自宅へ戻り、編集をし直し、CDを焼いてどうにか渡すことができた。
以前にも書いたが、村の人たちが、自作の民謡を作り、区民がそれを踊るというのだ。そうして、盆踊りを通して、区民の融和を図るというのだ。特に、団地などができて旧地区との交流が少なくなる中で、何とか親睦を深めたいという。
盆踊りの会場は「出会いの広場」になるだろう。まちづくりの一つのアクションとなると思う。村の人たちがそうした運動に真剣に取り組んでいる姿は素晴らしい。私は、大いに理解できるし、うらやましいとも思う。
可能な限りこうした活動に手を貸してあげたいと思う。歌作りは、私にとっても楽しい作業だ。まして、大学時代の軽音楽同好会の後輩(同時に在籍したことはないが)からの頼みとなれば、張り切らないわけにはいかないと、。終日CD作りに励んだ。
(日記:終日、春江町中庄地区の『中庄小三郎音頭』のCD作り。途中で、キュウリのネットを張りに行ったが、後はずっと吹き込みや編集作業を続けた。そして、6時過ぎに中庄地区の人たちにCDを渡すことができた。夜、末娘が東京から帰ってくると言う。久しぶりに賑やかになりそうだ。)