久々にハード購入
私の趣味の一つは「歌や曲作り」だ。パソコンを使って音楽制作のすべてを行っているわけだが、そのためには、高品位の音源(ハード)とこれを操作するソフトが必要だ。
今使っているハードは三代目だが、十年ぐらいは使い続けているだろう。今日、インターネットで購入したのは、ローランド社製の『Mobile Studio Canvas』だ。宅急便で手に入れた。
これまで使っていたハードの進化したものだ。これまでのハードは、広辞苑ぐらいの大きさだったが、今度のものは、小型のノートパソコン並の大きさだ。
ノートパソコンと一緒に持ち運べば、本格的な楽曲制作やレコーディングができるというのがこの機器の売りだ。どこででも音楽制作ができる優れものだ。
この機器は、ハードウェア音源の利点を活かし、コンピューターの能力に依存するソフトウェア音源を使用しない制作環境も実現できるので、ネットブックなどの超軽量のパソコンでも高度な音楽制作を行うことができるというのがうれしい。
また、生の演奏活動に使えるというのもうれしい。キーボードで演奏すれば、あらゆる楽器の音色を出せるのもうれしい。特に表現力を要する「バイオリン」、「トロンボーン」、「尺八」の演奏に対応しているというのもうれしい。
問題は、これを使いこなせるかだ。これまでの機器もそうだったが、機器の持っている能力の1割も使っていなかった野ではないかと思われる。機器は、どんどん進化していくのに、使う私の能力は機器の進化について行くどころか、退化しているのではと思われる。
話は変わるが、今の若い人たちがうらやましい。私たちの若い頃と比べると、いろんな機器が周囲に溢れている。創作環境が整っているのだ。しかし、ゲームなど、受け身的なものも昔とは比べものにならないくらいに出回っている。
問題は、どちらに向かうかだ。受け身的なゲームなどに時間を使うか、それとも、創作的なものに機器を活用するかだ。企業の戦略に乗ってもっぱらゲームなどに明け暮れているのは悲しい。
私に言わせれば、「今や、携帯電話もどんどんパソコンに近づき、コミュニケーションツールにしてはサービス過剰で、ゲーム機の様相を呈している。大の大人が24時間おもちゃを持って歩いているように見えなくもない。」
新しい機器を手に入れてわくわくしている。新しい機器になれるのは、いつのことになるかわからないが、一日も早くこの機器を使いこなせるようになって、いろんな曲を作ってみたい。
(日記:午前中、久々に数学のホームページ作り。合間に、事務所の駐車場の排雪作業。午後も、作業を継続。やっと普通のぺースで生活できるようになった。)