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笑顔が一番

25 2月

暗い気持ちが晴れる
  娘の転勤に伴う引っ越しのために大阪へ行くことにした。のんびりドライブを兼ねているために、京都で一泊した。さて、いよいよ出発だと思って車のエンジンをかけようとしたらかからない。

  エンジンの不調か、それともバッテリーが上がったのか?楽しい気分が一変した。JAFに入っているとはいえ、カードを持ってこなかった。このままでは、大阪へ行けない。

  電話帳で調べて最寄りのJAFに電話をかけた。名前を言うと、会員登録がしてあることがわかったようで「50分から1時間の間にそちらへ到着します」という返答。

  それならばと、時間待ちの間にオカリナの練習をしていると、JAFの車が到着。若いお兄さんが車から降りてきた。「まだ新しい車ですね。」と笑顔で話しかけてきた。そして、手際よく、機器を取り出し、あれこれ調べてくれた。

  調べた結果、バッテリーが上がったとわかり、充電器につないで、エンジンがかかった。「バッテリーの消耗具合も調べましょう」とチェックしてくれた。「バッテリーはしっかりしています。」との返事。エンジンがかかり、ほっとした。

  本人確認のために、「免許証をお貸し下さい。」と言うので、免許証を差し出すと、「勝山から来られたんですか。私はよく勝山へスキーに行くんですよ。先日もジャムに行ってきました。雁ケ原へ行ったこともあります。」とのこと。

  作業の間中、笑顔を絶やさず応対して下さった。そして、最後に、「お気をつけてお出かけ下さい。」とまた、笑顔で送ってくれた。一瞬暗くなりかかった気持ちが吹き飛んでしまった。

  私も家内も、その笑顔に引き込まれてしまった。てきぱきした作業。相手の気持ちに立った応対。そして、笑顔。そのさわやかな笑顔に送られて大阪へ向かいことができた。

  「笑顔が一番。」私たちは、果たして、笑顔を持って人に接しているだろうか。この笑顔によって気分のよい一日を送ることができた。「ありがとう!JAFのお兄さん」今日ほどJAFのユニフォームがとても頼もしく見えたことはなかった。

芳野区の低学年の左義長練習。後継者が次々と育っているようだ。

(日記:午前中、京都を出て娘の住むアパートへ。引っ越しの荷物を東京へ送る手伝いをし、いくつかは車に乗せて勝山へ運ぶ。午後1時半に娘を乗せて大阪を出て5時過ぎに勝山へ着いた。午後8時頃、芳野の左義長練習を見に出かけた。最終日ということでみんな気合いが入っていた。幼児から、壮年まで各階各層の男女が左義長によってつながっている。その活気を見てうらやましく思った。)

 
 

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