RSS
 

厚さ2cmのマニュアルに四苦八苦

17 2月

こたつの上がスタジオに
 
ノートパソコンさえあればどこでもスタジオになるというハード『MOBILE STUDIO CANVAS SD-50』を買ってから100日間が経った。今日始めて本格的にマニュアルを読んで勉強を始めた。

  これを動かすソフトが同梱されていたが、以前に買ってまだ使っていないソフト『SINGER SONG WRITER 9 Professional』を使うことにした。このソフトは、以前には一つ前のソフトを使っていたので多少は使えるからだ。

  これらのハードとソフトでどこでも音楽制作の場になるという触れ込みだ。また、これに適応したキーボードがあれば、路上で演奏することにも使えるのだ。簡単に言えば、シンセサイザーとしても使えるということだ。

ノートパソコンの横に置いた小さな箱がこたつの上をスタジオにしてくれるはずだが、今はそれどころではない。マニュアルと格闘中だ。

  別の言い方をすれば、どこででも、雑音のないデジタル録音ができてCDやDVDが作れるということだ。まさに移動式スタジオだ。ただし、これはこれらの機器を使いこなせての話だ。

 これまで持っていた機器でもこのような作業はできたのだが、今ある機器は持ち運びが楽で、性能も今までのものより優れているものだ。

  しかし、これらの機器を使いこなせるようになるには、いくつもの壁を乗り越えなくてはならない。厚さ2cmのマニュアルを前にするとぞっとする。音楽用語も馴染みのないものが多い。

  しかし、ここで引き下がるわけにはいかない。今日から、時間を見て少しずつ勉強していきたい。1年間で、何とか最低限の作業に使えるようにしなければと思う。

  こんな機器が20歳代にあったらとつくずく思う。しかし、私の大学時代は、計算機と言えば、歯車式のものや計算尺が主流であった。本格的なものは、どこかにあったのであろうが、おそらく部屋いっぱいになるような大きさではなかっただろうか。

  技術の進歩はすごい勢いで進んでいく。しかし、私は、デジタルとアナログ、音楽ならパソコンと生の楽器の併用で楽しんでいきたいと思う。コンピュータミュージックは創作のツールであってそれ以上でもそれ以下でもない。

 以前の機器を用いてMさんの台所で録音してCDにした『磯鴫の宿』
   http://song.inakamon.net/s_iso.html

(日記:午前中は事務所で『数学のホームページ』づくり。作業の合間に、駐車場の排雪作業。午後は、コンピュータミュージックの勉強。厚さ2cmあまりのマニュアルに後ずさりしたくなる。夜は、NHK大河ドラマ『江』の第1回目を見る。朝ドラの『てっぱん』はこの1ヶ月で4ヶ月分の録画を見て放送に追いついた。)

 
 

Leave a Reply