複雑化するソフト
いろんな製品にマニュアルがついている。複雑な機械や器具になればなるほど、マニュアルは厚く難しくなる。携帯のマニュアル一つとってみても、かなり厚いものが付いている。
しかし、携帯の場合は、マニュアルのすべては読めもしないし、読みたくもない。最低限の使い方ができればそれでいいと思っている。相手と話すことができて、メールが打てて、目覚ましが使えればそれでいいからだ。
しかし、私が使っている音楽ソフトとなると、今度は、いろいろな機能を使いたいのに、マニュアルが理解できないのだ。先ず、中に出てくる言葉の意味が、理解できないからだ。
こんな状態なのに、昨年の4月に音楽ソフトのバージョンを上げた。購入して10ケ月になろうとしているのに、まだ新しいバージョンのソフトを全く使っていない。
今まで使ってきたバージョンもまだ十分理解できていないというのに、新しいものを手にして、これから一年で、最低限、必要な部分だけでも理解したいと思っている。せめて携帯のように。
話は変わって、私はこれまで、音楽ソフトを使って、演歌、民謡、ビデオのBGMなどを作ってきた。特に、歌の場合には、完成したカラオケ(伴奏)に合わせて歌を吹き込まなければならない。
今のところ、吹き込みは、主に二人の方にお願いしている。歌の上手な若い人もスカウトしたいと思っているが簡単ではない。それは、若い人向きの歌を作れなければならないからだ。しかし、若い歌作りにはチャレンジしたい。
ところが、コンピューターの世界では、人口音声ができている。まだ人間には比べると「ぎこちなさ」があるが、それがかえって受けている。そんなソフトの一つが「初音ミク」だ。若い女性の音声ソフトだ。
※初音 ミク(はつねミク)とは、音声合成ソフトの製品名、およびキャラクターとしての名称である。ヤマハの開発した音声合成システムを採用したボーカル音源の1つで、メロディーと歌詞を入力することで合成音声によるボーカルパートやバックコーラスを作成することができる。
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このソフトを買って、「ぎこちなさ」を逆に生かした曲を作れないかと思っている。アイディアはあるが、はたして、このソフトを使いこなせるかが問題だ。かなり本気で考えてはいるが、マニュアルを使うこなせるかだ。
私は、パソコンは「創作」のツールだと思っている。しかし、創作のためのソフトを使おうとすると、マニュアルの壁を乗り越えなければならないが、いつも苦労している。
もう少し若かったらと悔やむこともあるが、若いときに比べて、時間だけはあるので、あきらめないでチャレンジしてみたいと思う今日この頃である。
(日記:午前中、歯医者へ行く。午後、友人が来て3時間ほど話し込む、彼も退職者だが、ヒップホップダンスなどに夢中だ。その後、少しだけ、数学のホームページづくり。)