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学ぶ機会

24 1月

有り余る情報の中で
  今、何かを学びたいと思えば、小中高校、短大、大学、大学院、専門学校などの教育機関の他、インターネット上には様々な情報が詰まっている。これらの他にも、学習塾や習い事、そして、通信教育などがある。産業支援センターやカルチャーセンターなどもある。

  学ぶ機会はいくらでも作れる時代になっている。しかし、小学校入学以後、成人になるまでの間に、やりたい何かを見つけることができるかどうかは問題である。

  今の子供達は、あまりにも多くの情報に囲まれ、それらを受け身的にとらえているだけでは、自ら学ぶ意欲を持てないのではないか。常に誰かの指示に従っているだけでは、自ら学ぶ意欲も持つことは困難ではないか。

  また、学校では、子供達の興味関心を伸ばすだけの選択肢がないのではないか。学校では、子供達の良さを認めるだけのアンテナを持ち合わせた指導者はとても少ないのではないか。

  学業と部活でしか認められない(評価されない)現状は悲しすぎる。評価される項目(物差し)は無限にあるはずだきあらである。指導者の度量が小さすぎては子供の能力を伸ばすことはできない。

  私の時代は、今と比べると、学ぶ機会は本当に少なかったように思う。こんな中で、私はいくつかの通信教育の世話になった。学校とは異なる期待感があった。

  先ず、中学校時代には、漫画の通信教育を受けた。基礎的なデッサン、模写、4コマ漫画などを締め切り日までに描いては、送り続けた。後日、採点されて提出物が返ってきた。

  作曲の通信教育も受けた。多少の理屈はわかったような気がするが、独学の部分も少なくない。おかげで、歌を作ることに興味を持つことはできた。

  このほか、市民大学講座では、『童話の書き方』を学んだ。個人的に、『津軽じょんから節』の個人レッスンも受けた。これからも、いろんなものを学び続けたいと思っている。

  昨年は、産業支援センターでアドビ社のdream weaverによる『ホームページの作り方』の講座を数日間受講した。回りは、全員若者だったが、みんなと学ぶことができてよかったと思っている。

  これらは、仕事とは直接関係がないようなことが多いが、間接的にはずいぶん役に立っていおると思っている。豊かな人生を送るには、地域のため、家族のためと同時に、自分のために興味あることを学び続けていきたい。

(日記:午前中、歯医者。午後、北部中学校で和太鼓の指導。授業の開始直後に、自分の興味あることを見つけ、大いに学んでほしいと話した。その後、風邪のために医者へ。例によって『てっぱん』を見た。ようやく、10月分を見終わった。)

 
 

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