勝山を楽しんだだろうか
先月の27日、勝山へ帰省した息子の子供(孫)達が横浜へ帰る日だ。12時に勝山を出発して、松岡にいる家内の所へ寄って、福井駅へ。1時37分の列車で帰っていった。
この間、スキーをさせてやることができてよかったと思っている。捨てずに保存しておいたスキーやスキー靴が役立ってよかった。息子達が使ったものが孫達にも役立てられたのだ。
スキーやソリの他、一緒に餅つきをしたり、逆上がりの練習をしたり、風呂に入ったり、寝たりと、楽しいひとときを過ごすことができた。
家内とは、ゲームをしたり、本を読んでもらったり、私以上にいろいろ触れ合っていた。また、みんなでお寺へお参りもした。
幼い頃の体験がその後の成長に大きく影響するように思う。幼児期から小学校、中学校で何を体験させてやれるかだ。これは、家庭や地域の力があるかないかで決まるように思う。
最近は、生まれるとまもなく保育園へそして幼稚園へ。学校へ行けば、児童館や様々な習い事やスポーツクラブに子供を預けっぱなしにすることが多い。それはそれで仕方のないことだが、時には、地域の良さや家庭の良さを体感させてやりたいものだ。
この頃の子供達は、ともすれば勝山に住んでいながら、都会の子供以上に自然に触れていない場合も少なくない。農家の子供達が、全く田んぼに入らなかったり、畑で野菜を採らなかったりすることも当たり前になっている。
自分の子育ての反省も込めて、孫達には、たっぷりと田舎の良さを体験させてやりたいと思っている。それと同時に、孫達にとって居心地のよい家庭にしなければと思う。
たぶん、孫達と十分交流ができるのは、中学校に入るまでではないのかと思う。それまでに、孫達が、帰りたくなる勝山にしてやることが自分たちの楽しみでもある。それが、「ふるさと」ではないだろうか。
(日記:午前中、数学のホームページづくり。12時頃から、車で孫達を福井駅へ送る。しばしの寂しい別れだ。午後も、数学のホームページづくり。)