太鼓ビックス
北部中学校の3年生の『選択音楽』で和太鼓を教え始めて今日で3日目。行く前には今日は何をするかを頭の中に入れて行くことになる。今日の予定は、次の三つを教えることだ。
(1)前回の練習曲を暗譜(椅子を太鼓に曲を覚える)
(2)太鼓ビックス(和太鼓のための準備体操)
(3)実際に和太鼓で練習曲をたたく(振りも考えて)
予想以上に生徒達は頑張ってくれている。和太鼓は文化系の芸能ではない。体育系の芸能だと思う。特に下半身と上半身のバランスが取れていないとうまくいかない。
そして、正しいフォームでなければいい音が出ないし、見ているものに感動を与えることはできない。そしてもう一つ大事なことがある。
あかおやま
私が和太鼓以上に大切にしていることがある。それは「あかおやま」である。これが理解できなければ和太鼓は上手にならないし、やっても意味がないと思う。
あ=挨拶
か=感謝
お=思いやり
や=約束
ま=マナー
今日の授業でも、黒板に「あかおやま」と書いて、「“あ”は何?」と生徒に問いかけることにしている。正解は挨拶だ。これは、高校生に和太鼓を教えてきたときも同じだ。「あかおやま」を身に付けることの方が和太鼓を勉強することよりも大切だと思っている。
(日記:午前中、孫達と過ごす。昼過ぎに孫達は横浜へ。午後1時25分より北部中で選択音楽授業。その後、児童館で童話の挿絵研究:特に犬・猫の動きを研究。夜、村の郷土芸能研究会に出席。)