勇壮な武者行列
これまで一度は見たいと思いながら、なかなか実現にしなかった『三国祭り』を見に行くことにした。インターネットによれば「駐車場が少ない」とある。
午前八時半に自宅を出た。三国の町は不案内なので、三国港駅へ直行した。そして、まず駅に車を止めた。ここから逆に電車で三国神社駅まで戻る積もりだった。
1時間ほど車の中で、休憩した。といっても、持参のギターで演歌作りを行った。そして、電車で三国神社へ出かけた。
神社前には、すでに6基の山車(やま)が神社に向かって勢揃いしていた。
港町に響く子ども達の祭囃子
12時半に、全6基の子ども囃子方が一斉にお囃子の「しっちょうめ」を共演した。演奏して、午後1時より山車の巡行が始まった。
12時半に、全6基の子ども囃子方が一斉にお囃子の「しっちょうめ」を共演した。演奏して、午後1時より山車の巡行が始まった。
1番山車……森町区「坂本龍馬」
2番山車……玉井区「朝倉義景」
3番山車……北末広区「浅井長政」
4番山車……松ケ下区「勧進帳・弁慶」
5番山車……上・下真砂区「徳川家康」
6番山車……三国祭保存振興会「加藤清正」
3番山車……北末広区「浅井長政」
4番山車……松ケ下区「勧進帳・弁慶」
5番山車……上・下真砂区「徳川家康」
6番山車……三国祭保存振興会「加藤清正」
狭い露地にたくさんの露店が並ぶ中をそれぞれの山車が進んで行く。山車が通る間は、各露天商はテントを上げて、通りやすくするのである。一見、こんな狭い露地を山車が通ることができるのかと思われるのだが、山車は右へ左へと舵を切りながら進んでいくのである。
そのたびに、車がぎしぎしと音を立てて進む様はなかなかの迫力である。やはり一度は見ておくべき祭りだと思った。
三国へ来て、普段会えない人に会うこともできたし、勝山の人達に会うこともできた。この日、三国の小・中学校は休校で、三国高校は中間試験の最終日ということで、次代を担う子ども達が祭りに参加しているのが印象的であった。
また、青年層から高齢者までが、山車に関わっているのも素晴らしいことだと感じた。途中であったTさんによれば、以前は13年に一度山車を出すだけだったが、今は8年に一度山車を出す当番が回ってくるということであった。
運良く小学生時代に当番がまわる地区の子どももいれば、そうでない子どももいるということで、山車の中にいて囃子方を務める小学生達も運によって決まるだなあと思わずに入られなかった。
なにはともあれ、一度は見たかった三国祭りを堪能できたことは大きな喜びであった。帰宅すると5時半を少しまわっていた。
(日記:三国祭り見物。夜、市役所の猪野瀬会による送別会があった。)