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Archive for the ‘人’ Category

アメリカ人講師に聞く

28 1月

アメリカ人の目から見た日本
私の地区には、アパートがあり、いつでも外人の英語指導助手の先生が住んでおられる。その中で、昨年から知り合いになった先生の一人に若いアメリカ人女性J先生がいり。

ゴミ集積所や市の広報誌の配布で顔を合わせているうちに、話すようになった。そして、昨年の村の秋祭りではカラオケを歌っていただき、猪野瀬地区の文化祭では私達のオカリナバンドと一緒に出演していただき、歌を歌ってもらった。

今回は、私が作っている『かたせ瓦版』に登場していただこうとインタビューを申し込んだところ、快諾。そして、午後4時過ぎに事務所へやって来た。

アメリカでの生活や小・中学校のこと、高校や大学のこと、日本留学や今のALT(外国語指導助手)の仕事のこと、そして、英語についてなどいろいろ話を聞いたり話し合ったりした。

インタビューに答えてくれたJさん。

インタビューに答えてくれたJさん。

これからのグローバル社会に向けて、日本政府も英語に力を入れると言う。小学校から今以上に英語を取り入れるという。しかし、そのやり方にはまだまだ研究の余地があると思う。

あまりにも、学校ばかりに負担を押しつけると、英語嫌いを増やすばかりでなく、他の教科にしわ寄せが及んだり、多忙化を招くことになりはしないかと心配になる。

それにしても、青春真っ最中のJさんを見ていると、うらやましくもあり、自分も元気で生きていかねばと思ってしまう。何はともあれ楽しい時間を持つことができた。

(日記 午前中は問題集作り。「数列」は作り終わったので、今日からは「ベクトル」に取り組むことにした。午前中いっぱいかかって『重要例題』一問(解説、解答、セオリーなど)しかできなかった。全部で10問あるので10日以上はかかることになる。それでも、少しずつできあがっていくので1年後が楽しみだ。午後4時過ぎからアメリカ人英語指導助手のJさんにアメリカの生活についていろいろ聞かせていただいた。)

 
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作家の想像力と創造力

17 1月

吉川英治氏の『親鸞』を読んで
創作紙芝居『親鸞』をより充実したものにするために、吉川英治氏の『親鸞』(上・中・下)を読んでいる。資料(史実)と創作を交えて書かれたこの物語は小説としてはとても面白い。

まるでその時代に居合わせたように、生き生きした会話などを取り入れながら、物語が展開していく。よくもこのような長い物語を書けたものだと感心する。

資料を取り入れながら、登場人物を決め、ストーリーを決め、話を展開させている。おそらく、史実にない人物を登場させているのではなかろうか。

テーマをより鮮明にするために、想像を巡らし、創作されているのだろうと思う。書かれたことは創作であっても、伝えたいことは真実ではなかろうかと思う。

ああ、小説が書けたらなあと思う。上手に書こうとは思わない。書きたいこと、伝えたいことを自分流に書けたらなあと思う。書きたいテーマは少なからず持っているつもりだ。

今年のやってみたいことの一つに入れてみたいと思う。幸い、知人に小説を書いている人がいる。「一度、温泉で創作について語りましょう」と年賀状に書いたところ、年賀状を2枚いただいた。

二枚目の年賀状は私の提案に答えてくれたものだ。今、完成間近の小説(9割ほどは書いてある)がある。添削してもらって完成させたいものだ。

それにしても、作家の想像力と創造力に感服する。私など足下にも及ばないが、下手は下手なりに、今年は小説を書いてみたいという気になった。

(日記 終日、吉川英治氏の『親鸞』を読んでいる。こたつに潜って。面白い。感動しながら、読んでいる。急に小説が書きたくなった。書けないと分かっていながら。)

 
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前を向いていれば

15 11月

前向きに生きれば仲間はできる
猪野瀬地区の文化祭に出ることになった。例年は新作の挿入芸を作って銭太鼓『片瀬豊年囃子』を猪野瀬の文化祭で披露してきたが、今年は、新作を考えなかったので、新たなものをすることにした。

短時間のステージなので、生演奏で歌を披露しようと考えていた。子ども、高齢者、片瀬に住む外国人の三名に歌ってもらうと決めた。しかし、直前になって子どもが都合がつかないというので、大人だけで発表することにした。

舞台では3曲伴奏しながら歌を歌ってもらうので、村の高齢者のFさん(77歳)、アメリカ人ALTのJさん(22歳)、そして、みんなで復興支援ソング『花は咲く(Flowers will bloom)』を歌ってもらうと決めた。

『花は咲く』はJさんには英語で歌ってもらうことにした。そして、今日は、事務所で練習をした。事前に『花は咲く』を英語と日本語の歌とカラオケをCDにしてJさんに渡しておいたので、練習はだいたい上手くいった。

もう1曲は、彼女のリクエストの中から選んだもので、『Hey,Soul Sister』だが、全く知らない曲だったので、YOUTUBEで曲を聴き、カラオケCDを作った。

事務所で歌の練習の後、「はい、ポーズ!」。中学校のALT(英語指導助手)のJさん。

事務所で歌の練習の後、「はい、ポーズ!」。中学校のALT(英語指導助手)のJさん。

ところで、私とJさんのつながりは、音楽だ。好きな音楽で少しでも地域の人たちに楽しんでいただきたいという気持ち二人を近づけたのだ。音楽がなかったら、二人は同じ地域にいながら、ゴミステーションで挨拶を交わす程度だろう。

前を向いていれば、思わぬ人と仲良く一つのことに取り組むことができるのだ。太鼓の好きなALTともこれまで何度も練習したり発表したりする機会があった。

これからも、前を向きながら、いろんな人たちといろんなことを楽しみたい。「前を向いていれば誰とでも仲良くできる」・・・これが私の信念だ。そして、実際にそうなっている。

(日記 朝から、天候が悪いので、ずっと文化祭のカラオケづくり。ようやく4時頃にできあがった。午後4時半から、事務所でALTのJさんと『いのせ文化祭』に歌う歌の練習。久々にギターを弾いた。午後7時から、『農事組合法人かたせ』主催の収穫感謝祭の打ち合わせ。私は、昨年から自ら買って出てゲーム運営とその景品買いを引き受けている。業者に景品を揃えてもらう「お任せ」ではなく、自分で一つずつ景品を選んで買いそろえるのだ。予算は高くないが、おいしそうな食べ物を中心に、日用品なども選んで買うつもりでいる。)

 
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似顔絵

13 11月

似顔絵好きの後輩
昨年の大学軽音学部のOB会のメンバーの中に似顔絵好きのメンバー(C君)がいることがわかった。その彼が、メンバーの似顔絵を描きたいという。

そして、メンバーが皆、彼の元へ写真を送った。私の場合は、他のメンバーが私の写真を彼の元へ送ってくれた。その写真が今日届いた。上手いかどうかというよりも、とにかく、自分に似たところがあると思った。

私も似顔絵に興味がないわけではないが、描いている時間がない(モッタイナイ)ので諦めているが。しかし、C君は病気を克服して、似顔絵を描き、短歌を作っている。狂歌と言えなくもない。

そのどれもが、クスリと笑える。彼も軽音楽部ではドラムを叩いていたのだ。私の跡継ぎでもある。楽器は弾けなくなったが、創作活動で頑張っている。似顔絵と短歌が彼の人生に彩りを添えているように思える。

人はいつどこでどうなるか分からないが、創作活動が自分以外の人との結びつきを深めている。同時代に部員であったことはないが、親しみが持っている。

絵を描くこと、創作活動、ドラムと自分に近いことに取り組んでいる彼だけに、余計親しみを感じる。これからも彼の創作活動が続くことを祈る。似顔絵を描いてくれたことに感謝しながら。

(日記 朝から、パソコンに向かって『かたせ瀬瓦版』づくり。今回は、たった2ページだが、結構時間がかかる。午後7時半から、和太鼓メンバーがフラダンスの自主練習をしている。忙しかったので、練習の終わりに顔を出してしばし歓談。)

 
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人、ひと、人

07 11月

次女を訪ねて
午前8時3分の電車で福井へ向かう。福井から東京へ。次女と会うのは夕方ということで、まず上野で『ミケランジェロ展』を見る、福井で見られなかった展覧会だ。

その後、家内のリクエストで上野動物園へ。パンダを見るが、平日なので、ゆっくり見ることができた。動物を見ながらつくづく思う。

人間のせいで、気候の全く異なる日本へ連れて来られて狭い檻の中で人間の目にさらされている。しかも仲間は少ない。人間なら耐えられないだろう。

そんなことを考えていた。なぜ、こんなことを考えるようになったかというと、以前に地球の歴史を勉強したからだ。この世に、生物が誕生してから次々と進化してきた。

人間もそうした生物の一つだ。それが地球上では一番いばっている。人間のために地球があるわけでもないのに、動物たちを檻に閉じ込めてそれを見ている。動物から考えれば理不尽なことだろう。

そんなことを考えながら、上野動物園を後にした。その後、時間調整のためにアメ横をぶらつく。平日でも祭りのような賑であった。

時間になったので、待ち合わせの場所、新宿へ。その後、立川へ。娘の友人とも会い、夕食。しばし歓談。娘の下宿先で宿泊。

移動の際、何度も地下鉄に乗ったが、都会の人の多さには驚く。まさに人、ひと、人である。田舎では、人の滅多に通らない商店街があるというのに。

それと同時に、地下鉄に乗って狭い地下を移動していると、もしもこんなところで地震でも起きたら大変だろうなあと思ってしまう。

慌ただしく都会の一日は、終わってしまった。この歳になると、田舎での暮らしに慣れてしまって、都会は遊びに来るにはよいが、住むところではないと思ってしまう。

(日記 午前中、東京へ向かう。娘と会うためだ。ついでに、上野へ行く。その後、新宿で次女と会う。この日は娘の下宿に宿泊。)

 

 

 

 

 

 

 
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ALTのJさんのこと

06 11月

村祭りに出演快諾
私は、月に二回、各班の班長に市や公民館や学校からの配布物を班長に届けている。他にアパートに住んでいる人たちには一軒一軒配布物をポストに入れている。

そんな中で、ALTのJさんと知り合った。学校の文化祭に出演して歌を歌ったというのを聞いたので、村の祭りに出て暮れないかと頼んだら、快諾してくれた。

片瀬の秋祭りで歌ってくれたアメリカ人ALTのJさん。

片瀬の秋祭りで歌ってくれたアメリカ人ALTのJさん。

本番では、ラップの入った曲を早口の英語で歌詞を見ないで歌ってくれた。観客には好評だった。そこで、今度の猪野瀬文化祭にも出てくれるよう頼んだのだ。これも快く引き受けてくれることになった。

そこで、今日はどんな曲を歌うかについて打ち合わせ。1曲は、震災復興ソング『花は咲く』を英語で歌ってくれるよう依頼した。もう1曲は彼女自身が選ぶよう話した。

彼女は歌うのが好きだと言う。なかなか上手だ。我がバンドで、これからもいろいろ共演してみたいと思う。今日、彼女に何度も言ったのは、「都合の悪いときや歌いたくないときははっきり言ってほしい」と、何度もお願いした。

(日記 朝風呂へ入り、朝食を済ませて自宅へ。服を着替えて、秋野菜の収穫。里芋と秋ジャガイモとヤーコンの収穫。まあまあのデキだった。午後は、CDづくり。午後4時過ぎに村に住んでいるALT(外国人英語指導助手)のアメリカ人女性Jさんと会って事務所で話す。夜は、和太鼓の連中がフラダンスの練習。私は終わり際に顔を出す。)

 
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野村克也氏の『リーダー論』

05 11月

同感すべきことが多い本
本屋で野村克也元プロ野球監督の著した『リーダー論』が目に入った。この本を買った動機ははっきりしている。本の中で下記の部分を見つけたからだ。

『教えすぎず気づかせよ』と書いてあったからだ。この部分は境域の神髄を著している。授業を説明と勘違いしたり、懇切丁寧に教える指導者は少なくない。

そうして獲得した知識は本物ではないと思う。それは、“自分の頭で考えて獲得したものではない”からだ。“考えよ”は、現役時代の私のモットーでもあったのだ。

『自分以外の全てに学べ』も大切な言葉だ。組織で一番やっかいな人間は、“自分はできる”と思っており(勘違いしている)人間だ。謙虚になって、いつまでも学び続けなければならないと思う。

また、氏は前書きで『組織はリーダーの力量以上には伸びない』も同感だ。政治家、企業のトップなど、多くの人たちは是非ともこのことを理解してほしいと思う。

この本のほとんどが、納得できることばかりだった。さすがに、選手としての実績、監督としての実績があり、“考える”ことのできる監督だけのことはあると改め手感じた次第だ。

(日記 午前中家内と二人で福井へ向かい、先ず知人に里芋を届けた後、福井で衣類などのショッピング。本屋で本を三冊使う。一冊は上記の本で2冊は楽譜。楽譜のうち一冊はジャズの本。最近無性にジャスに興味が湧く。またドラムを叩きたくなった。夜は、山代温泉で宿泊。家内と二人で温泉とカラオケを楽しむ。)

 
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