草とどう向かい合うか
本格的な農業であれ、家庭菜園であれ、花や庭造りであれ、「雑草」を避けることはできない。特に、農業の場合には、雑草は収穫に大きな影響を及ぼすのでその対策は大変だ。
かつての米作りでは、除草機を回し、手で草を取り田んぼの中へ埋め込んだりしたのだ。この作業は重労働だった。時間がかかり、しかも腰を曲げての作業だけに、身体に与えるダメージはとても大きかった。
今はどうだろうか。畑などは、雑草を防ぐために、費用はかかるが「防草シート」を張ることが多い。私なども、あまり除草剤を使いたくないので「黒マルチ(防草シート)」は欠かせない。
しかし、田んぼの畦となると、畑に使うような簡単なシートではもたない。先ず、このシートは1m幅で50mの長さのものは固定用の留め金も含めると10,000円以上はする。
水田となると、今では除草剤は欠かせない。田植機で苗を植えると同時に、除草剤も同時に撒布するのだ。除草対策にはかなりの費用がかかるということである。水田の場合には無農薬はかなり困難だ。