創作紙芝居『越前大野・はげっしょ鯖物語』
おかしな行きがかりから、創作紙芝居『越前大野・はげっしょ鯖物語』を作ることになった。大野へ勤めている知り合いから頼まれたからだ。頼まれたことに対しては「いや」とは言わない(言えない?)性格なので、自分で自分を忙しくしてしまう。
とはいうものの、頼まれたとき引き受けるかどうかの判断基準ははっきりしている。「忙しいかどうか」よりも、「面白いかどうか」だ。いくら好きなことでも度が過ぎるとストレスになってしまう。
さてこの鯖物語だが、確たる資料がないのだ。それならそれで勝手に解釈してやればいいだろうと思って気軽に引き受けた。最初にフィクションだと断っておき、もっともらしく創作して、演じればいいと思っている。
半夏生に、鯖を食べるのは、我が村にもずっと伝わっていた。そして、我が家では今でも半夏生鯖を食べている。昔はこのときだけは、一匹の鯖をもらい、2、3日かけて食べたものだ。
最近では、最初は焼き鯖で食べ、残りはネギをたっぷり入れ、煮て食べるのだ。生の鯖を煮てもそんなに美味しくはならない。焼いた鯖を煮るから香ばしくて美味しいのだ。
鯖はいろんな食べ方がある。「鯖のなれ寿司」もあれば、「焼き鯖寿司」もある。私は、やっぱり「焼き鯖」をそのまま食べるか、焼き鯖を煮て食べるかだ。
ここ半月ほどの間に3回出番がある。なんとなく紙芝居作りに追われている。(退職者が)こんなに忙しいはずではなかったのにと思いながら、紙芝居の絵を描いている。今日から、2枚をノルマに絵を描き続けたい。
(日記 今日は、用事がなく、雨も降っているので創作日和。しかし、寸暇を惜しんでパソコンに向かっている。楽しいが、目と腰は疲れる。何とか2枚のノルマだけは果たしたい。しかし無理のようだ。)