脳トレ以外にも
ブログに何を書こうかと考えていたら、テレビで「脳を活性化させる」ことについての番組が放映されていた。そので、「ウオーキング」、「カラオケ」、「生きがい」、「食事」などについて解説が行われていた。
時々家内と二人でウオーキングをするが、これもやり方によっては脳トレになることが分かった。3分速く歩いて3分遅く歩いてクールダウンするというのだ。これが心肺機能の強化や脳にもよいらしい。
考えてみれば、身体を総合的に使うこと、自主的に行動することが有効ではなかろうか。何か一つのことをすることによって脳を活性化させるというよりも、いろんなことをするのがよいのではなかろうか。脳全体を使うということだ。
しかし、現実の世の中は、ありとあらゆる「モノ」があふれていて、人は受け身的にならざるを得ない状況に置かれているのではなかろうか。これまでは脳の活性化などについては考えたこともなかったが、最近、少し考えるようになった。
明らかに若い頃とは違う。二つ三つ同時に何かをすることが難しくなったのだ。若い頃は、いろんなことを同時に行っても、苦にならずにできた。しかし、今は違う。同時にいくつものことをすることが困難になってきた。
年を取ると「衰える」ことが多くなるが、やりようによっては、衰えを遅くしたり、脳を活性化させることによって老化を遅らせることができるのだ。やはり、いろんなことに興味を持ち、主体的に生きていきたいものだ。
私も、高齢者の方々に、いろんなことを教えることがあるが、相手が難しいと思ったり、忘れたりする場合、「今、脳が一生懸命働いていますよ」と言うことにしている。実際その通りだと思う。脳は新しいことをするとき、フルに活動するからだ。
いくら複雑なことでも、慣れたことをする場合、脳は余り負荷をかけずに実行できるのだ。新しいことをする場合、脳は全体をフル活動して事に当たるからだろう。脳全体を使うことが脳の活性化には最もよいというのが私の結論だ。
(日記 午前9時より、食生活改善推進員(さわらび会)のみなさんに民謡指導。23日に行われる敬老会のアトラクションに出演するためだ。その後、歯医者へ。終了後、本屋で五木寛之さんの『親鸞(上)』、「親鸞(下)』を買う。帰宅して、新たな紙芝居の絵描き。『越前大野はげっしょ鯖物語』を作るためだ。来月2日に大野市で演ずる予定。午後も作業を継続。午後3時より家内と二人で集会所の花の植え替え。あっという間に一日が過ぎてしまった。)