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区民運動会

02 6月
 
何を改善すべきか
  区民運動会が行われる日だ。朝目を覚ますと、家内が「雨が降ってる……」と。えっ、昨日は予報で「晴れだ」と言っていたのに、雨だとは。用事であちこち歩いていると、確かに雨粒が落ちている。 

開会式で、片瀬の安全安心を守る“片瀬防災組織”のメンバー紹介。その後、村に住む消防署員による防災講話。

  どれだけ文明が発達していても、天候だけはどうにもならない。体育委員と相談して「準備を始める午前8時半に決定する」と決めた。午前8時半に役員全員が集まった。これから晴れるだろうということで外ですることに決めた。 

 早速、会場準備。ブルーシートにござを敷いて、各班の座る場所を作った。午前9半過ぎに開会式。挨拶の後、競技場の注意、そして、防災委員の紹介、短時間の防災講話。小学生が一人ずつ自己紹介し、「頑張っていること」を発表。最後にラジオ体操。 

 そして、運動会の競技開始。少しずつマンネリ化しているかもしれない。この時期は、いろんな行事が重なり、出席したくても、できない人もいる。時期や内容も含めて考え直さなければならないかもしれない。夏の夕涼み会に変えるのもその一つだろう。 

開会式での子ども達の自己紹介。誰が村の子かよく分かる。

 娯楽の少なかった時代、若い者が多かった時代と、年寄りが多く子供が少なくなった今の時代では、内容をよほど吟味しないと参加者は満足感を得られないかもしれない。 

 午前11時半より、バーベキュー。食材を準備した婦人会の皆さんが内容を少し吟味してくださったようだ。この運動会には、幼児から、高齢者までが参加している。同じ食材では、誰もが満足できるようにすることは難しい。 

 また、運動会と言っても、幼児から90歳以上の高齢者までが集まる中では、種目一つ考えても、無理がかかる。みんなを満足させることは大変なことだ。 

おにぎりボランティア

自宅でご飯を炊き、集会場でおにぎり作り。ボランティアの皆さんのおかげで美味しい「焼きおにぎり」を頂くことができた。

  こうした中で、一つだけ新しくしたことがある。バーベキューには、いつも、冷凍の「焼きおにぎり」を買っていた。米を売っている我が片瀬が冷凍の「焼きおにぎり」を買うなんて悲しい。それに焼きおにぎりは、外は焦げても、中は冷たい場合も少なくない。 

  自前の「焼きおにぎり」を作れないかと考え、村のNさんに相談したところ、快き引き受けてくれることになった。その場で、近所の二人にも手伝ってもらうことを約束してくれた。それだけではなく、「私とTさんは家で米一升炊いてくる」とまで言ってくれた。 

 これに家内の1升を加えれば、全部で3升になる。さらに、「焼きおにぎり」は「醤油ご飯で作りましょう」と言ってくれた。炊き込むときに、醤油と酒を加えて炊くのだ。米も調達してくれた。 

  今日の午前8時に3人が炊いたご飯の入った電気釜を持って集会場へ集まってきた。そして、4人で少し小さめのおにぎりを沢山作ってくれた。バーベキュー時に各班に配布したが、大好評だった。私も、3つ頂いた。 

楽しい運動会。みんな真剣。

 いいアイデアがあっても、どこかの団体に頼むと、話が難しくなる場合がある。今回は4人の女性にボランティアとして快く引き受けてもらった。事情を知っているだけに、おにぎりはとても美味しかった。少しの焦げ目、醤油と酒の香ばしい味。冷凍おにぎりにはない温かさがあった。 

 運動会は、最後に抽選会をし、万歳三唱で終わった。その後、『四季折々の花の咲くまちづくり事業』の補助金を得手購入した花の苗を各家庭に配布した。 

  プランター用の青竹を用意しておいたが、自分も含めてみんな疲れているのだ、プランター作りは延期することに決めた。朝は心配したが、天候に恵まれて運動会を無事終えることができた。 

(日記 午前6時起床。小雨が降っている。連絡などにあちこち駆け回り、準備して、午前8時半集会場へ集まった。外で運動会をすると決定。天気に恵まれて無事終えることができ

若者も混じって楽しいバーベキュー。

た。疲れた。運動会の大縄飛びに参加したが、脚力が弱っていると痛感。何か対策を立てなければと思った。何もしなければ確実に弱っていく年齢なのだから。会場で、高校生と話すことができた。楽しかった。) 

バーベキューは食べる楽しみと同時に、語る楽しみの場でもある。

 
 

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