都市による「人の奪い合い」
市長の「早春の集い」に地区の一員として参加した。国会議員、県会議員、市会議員などが祝辞を述べた。祝辞だけで1時間ほどかかった。それぞれが、自分の主張を述べているという感じだった。
市会議員から、都市による「人口の奪い合い」が始まっているという話があった。東京周辺の都市を例にとり、住みよいまちづくりをして、あの手この手で若い人たちを勧誘しているのだという話だった。
大都市近郊の都市ではそれができるだろうが、地方都市は簡単ではない。一番の問題は、働く場の問題ではなかろうか。市長からも、企業誘致を進める話があった。
働く場を確保するには、既存企業の振興、企業誘致、そして、起業が大切だと思うが、特に若い人たちには、自ら起業する意欲を持ってもらいたいと思う。現存する企業も誰かが作ったのだから。誰かが起業したのだから。
若者達には、起業マインドを持ってもらいたいと思う。そのためにも、子供時代から、創造性や想像力を養わなければならないと思う。学業は、創造性を培う基礎とはなるだろうが、それだけでは不十分だと思う。
学校では得られない体験を積むことが大切ではなかろうか。学校での学びと学校以外の学びが互いに影響し合って新しいものを生み出す力になるのではなかろうか。新しい時代に対応する力が身につくのではなかろうか。
地方都市はどんどん人口を減らしている。地方にあるものを生かす、地方でできることを考える、そんな人材が生まれないか、そんなことに想いを致す政治家が生まれないか、そんなことを考えながら、会に参加していた。
(日記 午前中は、親子太鼓のCD作り。午後10時半に村の人たちと山岸市長の「早春の集い」に参加。帰宅して、掲示用の楽譜作り。午後4時より、親子太鼓。今日は新しい曲の練習。いい汗をかいた。午後、福井の孫達がやって来た。急に我が家が賑やかになった。)