まちづくり組織の活性化
「まちづくり」などの会を作るとき、「各種団体の長」等からなる組織を作った場合、上手く機能するのだろうか。まちづくりに対する意欲が全くない者が集まっても、組織はなかなか前へ踏み出せない。
「充て職」による組織は、形式上意味をなすが、実質上機能しない場合が多い。例えば小さな村で、各種団体長を集めて組織を作った場合、理論上、全ての団体の意見を汲み上げることができ、決まったことをそれぞれの団体のメンバーに伝えることができる。
しかし、組織を構成するそれぞれが前向きでなければ組織は機能しない。多くの組織はこのように、「充て職」によって組織される場合が多い。しかし、これらの組織には限界が見られる。
今、私たちは、猪野瀬地区の「まちづくり」をどうするか話し合っている。今のところ、「充て職」による組織作りは止めようということになっている。各種団体の長の中には、会長が1年交代の組織もあり、そのような人たちが集まっても前向きの組織を作るのは困難だからだ。
個人で参加する前向きのメンバーが数人いるので、それらのメンバーを中心に、一般公募してメンバーを増やし、「まちづくりの活性化を目指す組織」を作れればと思っている。
しかし、その組織が地区とどういう関係があるかをはっきりさせておかないと、いざ何かをやる場合に、協力者を求めることが困難になる。有志だけで町を動かすことは困難だからだ。
今始まったばかりだが、メンバーになったら、充て職ではないので、数年間は同じメンバーで活動することになる。私も、どこかの組織を代表するのではなく、個人として参加したいと思っている。そして、有志の会として活動したいと思っている。
(日記 午前10時から公民館に集まって「地域の活性化」について話し合った。今日は、かなりの時間を組織のあり方についてあれこれ意見を交わした。午後は、5時半頃まで区の監査があるので、それらの資料を揃えた。午後6時から、区の監査。私は、あれこれ証拠書類を示し、5つほどの会計の監査を受けた。監査の後、地域の活性化について話し合った。今は、集落の1年のまとめの時期だ。区民が心を一つにして、地区の活性化に向けて取り組んでみたい。)