低農薬菜園のために
農業は、プロであれアマであれ病気と虫害に悩まされる。そのために、農薬は欠かせない。しかし、誰もが少しでも農薬を減らしたいとは思う。作物が全滅したり、大幅減収では農薬もやむを得ないだろう。
例えば、ショウガだが健康にはとてもよい作物だ。特に、現代人は低体温になりやすいと言われている。体温が1度下がるだけで病気になる確率はうんと増えるらしい。
低体温予防にはショウガが有効だそうだ。そう思って私も自家用の生姜をたくさん作っている。しかし、このショウガだが、私の地区の人達も見学した有名な産地では、年間三十数回も消毒しているそうだ。健康によいことではないだろう。
そう思っていた矢先に本屋で低農薬農業の本を購入した。その中に混植による病気予防についての記述があった。ナス科やうり科とネギやニラとの輪作や混植がよいと書いてあった。
そこで、今日、ナスを植えた際にその近くにニラを植えておいた。果たしてナスが病気にかからないかどうかだ。今年は、トマトでも実験したいと思う。
ところでこのトマトだが、農業雑誌『家の光』によれば、ポット植えの苗はそのまま畑に植えないで、少し大きめのポットで一番花が咲くまで育ててから畑に植えた方がよいと書いてあった。
そこで、二つの本の記述を信じて、トマトの苗を少し大きめのポットに移植した。その際、ニラと一緒にポットに植えた。本によれば根が絡まるくらいの方がよいとも書いてあった。そこで、その通りにした。
また、キュウリなどの『うどんこ病』には、乾燥したスギナの汁を煎じた汁を薄めてかけるとよいとも書いてあった。そこで、今日、乾燥スギナを作った。これで、農薬を減らせるなら嬉しいのだが。果たしてどうなることやら。確かめてみたい。今年は実験の年だ。
(日記 午前9時まで紙芝居の絵を描いた。その後、野菜の苗を買いに行き、畑に植えた。途中、昼食を挟み午後も3時まで作業を継続した。午後4時から親子太鼓教室。今日は、一組の親子が欠席しただけで、みんな参加してくれた。新曲の練習を始めたが、子ども達は、意外と上手だった。午後7時半から臨時役員会。ゴミ集積所の問題など6つの問題についていろいろ意見を交わした。帰宅したのは午後10時であった。)