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春近し

22 2月

「除雪機」使い納め
   今日は日が差す好天。そして、各町内では左義長の練習もラストスパート。あんどん制作のニュースもテレビや新聞で報じられ、左義長本番ももうすぐだ。ようやく、奥越にも待望の春がやってくる。

  年がら年中好天に恵まれた表日本との違いだろう。田畑には、まだまだ雪があるが、屋根の雪は確実に溶けている。春の息吹が感じられる。

  今日は先ず、家の前の雪を除雪機で飛ばした。いつもなら雪下ろしで高く積もった雪が家の周囲にあるのだが、今年は除雪機のおかげで玄関先は地面が見えている。

  家の前の除雪を終えた後、軽トラックに除雪機を積んで事務所(山児童館)まで運び、道路から駐車場に入る歩道などの除雪を行った。その後、お隣さん(坂電気)の駐車場の除雪も行った。時々車を止めさせていただくからだ。

  作業を終えて、除雪機を車庫に入れた。たぶん、今年はもう除雪機を使うことはないだろうと思う。今年は、大屋根の雪下ろしを三度行った。どこまで雪が降るのだろうと不安になっ多時期もあったが、平年より少し多い程度で終わったと思っている。

春の味覚“タラの芽”と“蕗の薹”を味わえるのももうすぐだ。

  日本各地では、相当の大雪だったようだ。新潟や長野県などでは、平年の倍以上の雪が降ったところもあるそうだ。冬を終えてみると、克雪の苦しさよりも、春も待つ期待の方が大きい。

   雪の下から現れる勝山水菜、あの独特の苦みと甘みがたまらない。まさに、春の来ない冬はないのだ。蕗の薹に始まって、ワラビ、ゼンマイ、ふき、タラの芽など山菜のシーズンが始まるのだ。

  今日は、私にとって除雪機の使い納めの一日だった。除雪機を動かすことは本当に楽しい。家内に言わせれば除雪機は私の“おもちゃ”だと言う。そうかもしれない。

(日記 午前10時より、「さわやか大学」の事務局のIさんと図書館で待ち合わせた。市民大学で、何か講義をしてほしいとのことで打ち合わせを行った。その後、図書館のMさんと3月20日の歴史紙芝居「白山平泉寺物語」の上演について打ち合わせ。二つも出番の依頼があるということはありがたいことだ。午前11時半より、北部中学校で和太鼓の授業。今日も、左義長太鼓の練習。授業の終わりに3人ずつ発表してもらった。午後は台所の片付けと除雪作業。春が一歩ずつ確実に近づいているようだ。)

 
 

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