牛歩の如く一歩ずつ
最近、毎日、数学のホームページづくりに励んでいる。高校の数学は、普通高校では、「数学Ⅰ」「数学A」「数学Ⅱ」「数学B」「数学Ⅲ」「数学C」の6科目の中から、コースによっていろいろ選択している。
例えば、文科系に進学するコースの生徒は、「数学Ⅰ」「数学A」「数学Ⅱ」「数学B」を選択し、この中から入学試験が課せられる。また、理科系の生徒は全科目を履修することになっている。
大学入試の数学は、各大学が共通のセンター試験と大学または学科毎の記述試験の2つを受けることになったいる。今、私は、「数学Ⅱ」から「読解編」と「基本例題の解法編」の2つの講座をインターネットで開講しようとしている。
「数学B」の中の単元の一つである「数列」から作業を進めている。数列に、基本例題を16問取り上げ、それぞれ、3人の登場人物が会話を交わす構成になっている。この会話のレベルが、「ヒント1」、「ヒント2」、「ヒント3」とあり、この会話を聞きながら、高校生に自分の頭で考えてほしいと願っている。
さて、この3人のキャラクターだが、数学があまり得意ではない男子高校生、数学が得意な女子高校生、そして、これらの会話を進める私(いなかもん)である。答えを教えるというよりも、会話の中から自分の頭で考えてほしいと願っている。
さて、現在の進捗状況だが、ようやく、「数列」16問中の2問が終わったところである。先ずは、「数列」をなるべく早く完成させ、今年中には「数学B」を完成させたいと思っている。
先ず、「数列」が完成したら、モニターとして高校生に見てもらい、改善を重ねたいと思っている。数学全部が終わるのは数年はかかりそうである。しかし、始めなければ何も完成しないのである。苦しくて、楽しい作業である。
数学のホームページを制作するに当たって、最も苦労することは、数学ではなく、ホームページの制作技術である。さらに、数学の問題や解法を説明しようとするとが、記号が簡単には入力できないので困惑している。
そこで、画像処理をしているが、これがとても時間がかかるのである。正に、“千里の道も一歩から”ということわざがあるように遅々として進まない。しかし、止まらずに歩けば前へは進むだろうと考えながら、疲れると『津軽じょんから節』を弾きながら気分転換を図っている毎日である。
(日記:午前、午後とも、数学のホームページづくり。時々、気分転換に三味線練習。今日は本当に肩が凝った。夜、大阪から末娘が帰ってきた。)