どうせ教えるならば
先週,我が家の隣の高校生(勝山高校3年)から,「数学を教えてほしい」と頼まれた。(これまでも何度か教えたことがある。)一人に教えるのも5人に教えるのもそんなに変わらないだろうと思って,年齢をも顧みずに大学受験生のための『数学講座』を開設することにした。
数学を得意にするには
次の二つが大切だと思う。
(1)問題を解くに当たっては,何も見ないで自分の頭で考えてみること。
※ ヒントや解答を見たら,それは自分の頭で考えたことにはならない。なぜなら,本番の試験では自分の頭で考えるしか方法はない。ヒントや答えを見たら,後日,何も見なくても解けるように復習しておかなければならない。
(2)問題を解くには,最低限の知識を身に付けておくこと。
(イ)定義や公式(できたらどうして導いたかも知っている方が望ましい。)
(ロ)基本的な解法(=私はセオリーと呼び,現役中から長年にわたりまとめて冊子を作ってきた。現在,参考書として編集中。)
「センター試験を受けたいが,数学の苦手」な高校生の役に立てばと思っている。数学の得意な人は遠慮してもらいたい。
考えることはあらゆる場面で有用
考えることは,数学だけではなく,生活の全ての場面で重要である。これは力説しておきたい。