震災被害地を行く 十和田湖から東北自動車道で盛岡へ行き、そこから宮古へ向かう。海を見ると穏やかであるが、陸地を見ると景色が一変する。電柱や道路は目立つが住宅はほとんど見当たらないところが多い。復興はまだまだであるという感じがする。実際に車で通り、被災地を歩いてみるとテレビや写真で見ていたものとはずいぶん異なる。震災の被害の大きさが改めて知らされる。自然の猛威にはただただ驚くばかりである。これは何も被災地だけの問題ではない。いつどこで何が起こるかわからない。まさに、天災は忘れた頃にやってくるから、天災は明日起きても不思議ではないと思わなければならない時代になっているようだ。被災地の皆さんのご苦労を思うとき私達一人一人に何ができるのかと考え込んでしまう。