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Archive for 8月, 2016

ダブルナビで北海道・東北を3000km(③ー2)

28 8月

北の大地は花盛り
美瑛・富良野(7月28日午後) 旭山動物園を見学した後、旭川市を後にして、隣の美瑛へ。まず最初に「ゼルブ」の丘を目指す。広大な丘に色とりどりの花が咲き乱れていた。360度の景色が見える眺めのよい丘であった。

丘の頂上で記念写真。花々がとてもきれいだった。

丘の頂上で記念写真。花々がとてもきれいだった。

自動シャッターでパチリ。

自動シャッターでパチリ。

駐車場から見たゼルブの丘。原色の花々がまばゆい。

駐車場から見たゼルブの丘。原色の花々がまばゆい。

少しずつ富良野へ向かって車を進めた。途中の景色は北海道らしくどこまでも畑が続いている。大型機械でなければとても仕事はできないだろうと思う。

北海道らしい景色の中をダブルナビで車は進んでいく。

北海道らしい景色の中をダブルナビで車は進んでいく。

次の目標は「四季彩の丘」だ。観光雑誌を見て目標を定め、ナビに入力する。車のナビと家内のナビを頼りにすいすいと北海道の畑の中の道を進んでいく。道路脇の支柱には道路幅を示す矢印(写真上右)が取り付けられている。もしも、この矢印がなかったら、積雪時にはどこが道路かわからないだろう。

「四季彩色彩の丘」に着く頃には少しずつ雨が降り始めた。移動中は、多少の雨でも気にならないが、観光地ではやはり雨は困る。それでも、「四季彩の丘」の花畑の中の道を傘を差して散策することにした。

トラクターの運転手さんが一旦停止してシャッターを切って下さった。

トラクターの運転手さんが一旦停止してシャッターを切って下さった。

雨でもあるし、農耕用のトラクターが幌の付いた客用の乗り物を引いて花畑の中を走っている。私たちも、これに乗ることにした。しかし、この車の揺れときたら、半端ではなかった。

馬車に乗ったり歩いたりしながら「四季彩の丘」を楽しんだ。

馬車に乗ったり歩いたりしながら「四季彩の丘」を楽しんだ。

これもトラクターの運転手さんが撮って下さった写真。

これもトラクターの運転手さんが撮って下さった写真。

夜は富良野の温泉へ入り、運転の疲れをとった。天候はよくなかったが、北海道らしい景色を見た一日だった。

 
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ダブルナビで北海道・東北を3000km(③-1)

25 8月

職員の創意工夫が見られる旭山動物園の行動展示
旭山動物園(7月28日午前中)  札幌のホテルを出て一路旭川市の旭山動物園へ。この旭山動物園は、マスコミ等では有名な動物園だ。家内も「一度は見たい」と言うので見学を決めたのだ。

素朴な看板のある動物園入り口

素朴な看板のある動物園入り口

「旭山動物園」はどこにでもあるような地方の小さな動物園だ。象、ライオン、パンダはいないし、イルカやシャチ、鯨などのショウもない。

ここでのスターは、「シロクマ」「ペンギン」「アザラシ」「カバ」だ。他の動物園なら、さっと見て通り過ぎるくらいありふれた動物たちだ。しかし、その展示方法は全く独特だ。

「シロクマ」は、陸上でも、水中でも見ることができる。間近で見るその姿はとても迫力がある。また水中を動き回る姿をとてもユニークである。いつまでも見ていても飽きが来ない。

水中を泳ぎ回るシロクマ

水中を泳ぎ回るシロクマ

「ペンギン」は下や横からから見ることができ、まるで空を飛んでいるようだ。入園者は水中にあるガラス張りの通路を通りながら見るのだ。

まるで空を飛んでいるようなペンギンの動きがよくわかる。

まるで空を飛んでいるようなペンギンの動きがよくわかる。

「カバ」は、上から横から下から見ることができる。思ったよりもはるかに敏捷性があり、見ていても飽きが来ない。

下から横から上から動き回るカバの姿を見ることができる。動きは意外とすばしこい。

下から横から上から動き回るカバの姿を見ることができる。動きは意外とすばしこい。

「アザラシ」はガラスの筒を上から下へ、下から上へ泳ぎ回っている。写真を撮ろうとしても、なかなかシャッターを切れない。写真を撮るために何度も何度もシャッターを切ったがよい写真は撮れなかった。

太いガラス管の中を上下するアザラシの姿は見応えがある。

太いガラス管の中を上下するアザラシの姿は見応えがある。

それにここの動物園は手作り感がいっぱいだ。看板などはほとんどが職員の手作りのように見える。ちょっとした場所にもその工夫が見られる。

道路脇の空いたスペースにはこのような手作りの展示物が並べられて興味深い。

道路脇の空いたスペースにはこのような手作りの展示物が並べられて興味深い。

このような素朴な看板が至る所に見られる。

このような素朴な看板が至る所に見られる。

「寒いところに住む仲間」と書かれた手作り看板の動物たち

「寒いところに住む仲間」と書かれた手作り看板の動物たち

また、動物の視点で他の動物を見る工夫も凝らされている。猛獣の中のウサギの視点、雪原の中でアザラシの視点でシロクマを見ることができるような工夫もなされている。

シロクマの檻の中に半球の透明ドームが設置されていて、ここからアザラシの視点でシロクマを見ることができる。

シロクマの檻の中に半球の透明ドームが設置されていて、ここ(黄色い⇒)からアザラシの視点でシロクマを見ることができる。

このような旭山動物園の「動物の生態や習性に合わせた展示方法」おかげで全国トップレベルの人気を誇っているとのことである。

人気の秘密がわかった気がした。まちづくりでもビジネスでも教育でも何にでも応用の利く考え方である。まさに「知恵無限」である。

(7月28日の午後の見学は次回)

 
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ダブルナビで北海道・東北を3000km(②)

24 8月

青春の思い出「石原裕次郎記念館」
小樽 7月26日(火)の午前4時半に小樽港に到着。車に乗り込んで早朝の小樽のまちに上陸。こんなに早い時間には見学するところはないので、先ず小樽運河の脇の道を家内と散策。

小雨の降る中、小樽運河界隈を散策

小雨の降る中、小樽運河界隈を散策

かつては栄えていたのだろうが、今は古ぼけた建物が多い。そんな建物のいくつかはガラス館など観光施設に鞍替えしている。

話は変わるが、私はズボンを居間に忘れてきたので、ジャージしか持ち合わせがない。店が開いたら小樽の町で買うつもり。

“小樽のまち”と聞くとなんとなく東京ロマンチカの「小樽の人よ」を思い出す。歌の力は大きい。前回の北海旅行では、北一ガラス館などを見学したが、今回は小樽の町は運河界隈の散策と『石原裕次郎記念館』を中心に見学する予定。

午前9時から開館する『石原裕次郎記念館』を先ず見学。これで三度目だ。ここへ来るとなんとなく、高校時代の頃を思い出す。ほろ苦い青春時代がよみがえってくる。

左上:フェリ-甲板から早朝の小樽のまちへ車を進める。その他の写真は小樽の町並み。

左上:フェリ-甲板から早朝の小樽のまちへ車を進める。その他の写真は小樽の町並み。

当時流行った石原裕次郎の『嵐を呼ぶ男』の影響を受けて私は大学の軽音楽部でドラムを始めたのだ。今回も記念館では短い映画を上映していたが、その中にも裕次郎のドラムをたたく姿が入っていた。

今回は大人二人の旅なので、館内でもゆっくりすることができる。途中で、喫茶コーナーへ入り、のんびりくつろぐ。

石原裕次郎は、俳優として歌手として活躍したのだ。特に、日本人離れした足の長さには日本中があこがれたものだ。

このドラム姿にあこがれて今でも時々ドラムをたたくことがある。

このドラム姿にあこがれて今でも時々ドラムをたたくことがある。

左:20歳頃の私(1963年) 右:三国観光ホテルで演奏する今年の私(2016年)

左:20歳頃の私(1963年) 右:三国観光ホテルで演奏する今年の私(2016年)

石原裕次郎記念館を家内と一緒にゆっくり見学した後、ズボンを買うためにナビで「ユニクロ」を探して買い物に出かけた。

ユニクロはナビのおかげですぐに見つかった。ジーンズを1本買って長さをその場で合わせてもらった。今日からは、ジーンズで過ごそう。

札幌 昼過ぎに札幌へ向かった。先ず今晩泊まるホテルの駐車場へ。チェックインの時間の午後3時より少し早いのでその分駐車料金は上積み。

北海道の開拓期を偲ぶ赤煉瓦の北海道庁旧本庁舎

北海道の開拓期を偲ぶ赤煉瓦の北海道庁旧本庁舎

その後、傘を差して雨の札幌市内を散策。大通公園ではサッポロビール祭りが開催されていて、一区画ごとにサッポロビール、キリンビール、アサビールなどの大型店とビアホールが並んでいる。

大通公園を散策した後、北海道庁旧本庁舎へ。前庭の花がとてもきれいだ。中の資料館を見て、次は、サッポロ時計台へ。これらの場所は一度来たことのある場所だが、なんとか寄りたかった。

左:きれいな花壇が整備されている札幌大通公園 右:札幌時計台

左:きれいな花壇が整備されている札幌大通公園 右:札幌時計台

かなり雨が降っていたのは残念だったが、何度か来たことのある場所なので、見学と言うよりも、運動不足解消のためのウオーキングをしているという感じだった。ホテルへ戻って家内はコインランドリーで洗濯。(札幌宿泊)

 
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ダブルナビで北海道・東北を3000km(①)

23 8月

10泊11日で北海道・東北旅行
20数年前に子供達と車で出かけた北海道へ家内と二人でもう一度旅行をしようと決めた。7月24日(日)の村の夕涼み会から8月6日(土)のさつき苑の夏祭り、翌7日(日)の村の山道作りの間の2週間を使うしかない。

新潟港で出港を待つフェリー「ゆうかり」

新潟港で出港を待つフェリー「ゆうかり」

今回の旅行の目的は、北海道を少し見て、後は東北の被災地を自分の目で見ることだ。最後は、映画「フラガール」のモデルとなったスパリゾート・ハワイアンズへ寄り、今春生まれた孫の顔を見ることも目的の一つだ。(他の孫達は8月7日にやって来ることになっている。)

早速、運動会の翌日の午後、新潟港へ向けてワゴン車で出発。「ダブルナビ」とは本当のナビと助手席に座る妻の指示だ。翌日の午前10時半の小樽行きのフェリーに乗ることにした。これも以前と全く同じ。

忙しかった毎日が嘘のようにのんびりした船旅。個室でのんびりくつろぐことができて車も運んでもらえるのがフェリーのよいところ。

途中で、小樽から新潟へ向かうフェリーとすれ違う。フェリー内では、新潟の歌手のコンサート。のんびりした時間が流れる。今回の旅行で一番困るのは、夏野菜の収穫と水やりだ。

上左:船上でのんびり。上右:鴎たちも旅に同行。下左:船上コンサート。下右:旅の楽しみの一つは食事(船内レストランで)。

上左:船上でのんびり。上右:鴎たちも旅に同行。下左:船上コンサート。下右:旅の楽しみの一つは食事(船内レストランで)。

トマトだけは、完熟したものから薄ピンク色のものまで数十個とキュウリなどを車に積み込んできたのだ。他は、家内の友達に頼んで、適当に処分してもらうことと、水やりだけはお願いしての出発だった。

計画はおおざっぱにしか決めていない。いざというときのために車にはマットレスで凹凸をなくして寝床が積んであるので、疲れたらどこでも休む(寝る)ことができるようにしての出発だった。はたしてどんな旅になることやら。(ブログの不具合で今頃旅行記をアップすることになった。)

 
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ショウガの種の保管(実験)

22 8月

第1期生、第2期生の種が順調に成長

初代種より収穫したショウガ

初代種より収穫したショウガ

私の住む片瀬はショウガの産地だった。今から100年ほどの前の若者達が書いた書籍「片瀬誌」に産地であったことが書かれている。

私の子供の頃には、祖母が大野・勝山地区はもちろんのこと永平寺、松岡町、美山、上庄地区へ売り歩いていたのを覚えている。

しかし、一つの弱点は“種ショウガ”を自分では保管できずに他地区から購入していることだ。自前の種でショウガを栽培できたらこれほどうれしいことはない。

初代種より収穫した新ショウガ。みずみずしくてとても柔らかで美味しかった。

初代種より収穫した新ショウガ。みずみずしくてとても柔らかで美味しかった。

私は、ショウガ研究のために、家内と二人で出雲大社の近くの出雲市斐川町出西地区へ車で出かけた。そして、道の駅やあちこちで聞きながらアポなしに出西ショウガ組合長の永富さん宅へ辿り着いた。

そしてショウガについてあれこれ聞かせていただくことができた。「出西ショウガ」に目を付けた理由は、テレビ番組でベッキーやカバちゃん達が出西ショウガを紹介していたからだ。

その後、村のSさんも種を自分で保管していると聞いたので、もしかしたら冬期に一定の温度さえあれば、自分でもショウガの種を保管できるのではないかと考えて一昨年からショウガ種の保管実験に着手。

昨年は自前の種と購入した種が半々だったが、今年は、すべて自前の種でショウガの栽培実験を行っている。今のところ生育は順調だ。私の実験の狙いは二つ。

1.シュウガ種を自前で保管して使うこと
 2.ショウガを早く成長させること

少なくとも、今年に関しては、1は完全にできているし、2もこれまでは神明神社の祭礼(9月18日)あたりからショウガを収穫し始めていたが、今年はすでに1ヶ月早くから収穫している。私のショウガの初収穫は8月16日だった。

今後何が起こるかわからない(全滅するかもしれない)が、これからも実験を続けていこうと思っている。毎日「新ショウガの一夜味噌漬け」を食べているが、最高である。これ

種の保管と植え付け

種の保管と植え付け、そして初収穫の2代目種による新ショウガ。

には家内も満足しているようだ。今月中には、紅ショウガも酢漬けも作る予定。何よりも、毎日ショウガを食べられるのは最高。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショウガの出荷をする出西ショウガ組合長の永富さんの奥様。(2009年8月28日)

ショウガの出荷をする出西ショウガ組合長の永富さんの奥様。(2009年8月28日)