正に医者と同じ
パソコンはわがままな機械だ。パソコンが出始めた当時、パソコンのことを“与太郎”と称した人がいた。言われたことはするが、自分で進んでは何もしないというい意味だろう。今は、簡単にはそう言えない。
素人がパソコンを使うと予期せぬミスが出る。どんな簡単なミスでも、自分では直せない。パソコンをいくら起動しようにも、起動できない。よく見たら、コンセントが抜けていたなんてミスは論外だが、次々といろんな予期せぬトラブルが起こる。
日常生活で急病になったようなものだ。熱が出た、腹が痛い、頭が痛い、胸が痛い、……など、日常、体の不調を訴えることは少なくない。特に、幼児の場合には、早期に手を打たないと大変なことになる。
こんな時、頼りになるのは「かかりつけの医者」だろう。応急処置をしてもらえれば安心できる。本格的な大手術や難しい病気の場合にはやはり大病院が必要だろう。
パソコンの場合も、同じようなことが言える。パソコンの場合始末が悪いのは、トラブルによっては全く機能しないことだ。そうなると、今まで作ったデータも使えず、新たなものも作れない。お手上げだ。
そんなとき、身近にいて助けてくれる“パソコン・ドクター”がいるとありがたい。昔は、息子がいたが、今は東京で仕事をしているので簡単には頼めない。しかし、息子の友達のY君が助けてくれるのどうにかパソコンを使う作業ができている。
もしも、Y君がいなかったら私のパソコンを使う作業はほとんどできなかったであろう。Y君は、ソフトのインストールや、トラブルに対応してくれるので頼りにしている。他の人たちはどうしているのだろうか。
とにかく、パソコンは予期せぬミスの出る機械だ。私のように、絵を描いたり、曲を作ったりするなど、パソコン大好き人間にとっては、パソコンがストップしたら、おしまいだ。
時々、農事組合の人足として稲刈りなどに出るときがあるが、コンバインもよく似たところがある。オペレーターがお手上げの場合、すぐに業者を呼んでいる。その間、ただ待っているだけだ。
いずれにしても、機器が高度化するにつれて、故障した場合には素人には手も足も出ないので、それらに即座に対応してくれるドクター的な人が必要になる。私は、そういう意味では恵まれている。Y君に感謝。
(日記 午前中は、区の総会の資料作り。ようやく全てができあがった。午後は、農作業。家内と二人で、最初は、法人の畝を借りて作っているニンニクの雑草を取り、追肥。同じ場所で草取りをしていたNさんが「エンドウとレタスとキャベツの苗をあげよう」と言ってくれた。早速、先ずエンドウの苗をいただいて事務所横の家庭菜園の芽が出ていない部分に補植した。その後、家庭菜園の耕耘作業。いよいよ春だなあと思う。『晴耕雨パソ』の季節が本格的に始動。午後時半頃、パソコンドクターのY君が家へ来てくれた。1時間ほどかけて3台のパソコンにソフトをインストールしてくれた。その後、二人で焼き鳥屋へ。まちづくりやパソコンのこと、政治のことなどいろんな話をすることが出来た。楽しい時間を過ごすことが出来た。Y君に感謝。)