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手伝いと役割分担

02 2月

終日雪下ろし
  午前9時から大屋根に上がって雪下ろし開始。前回は大屋根は先端の方の半分しか雪を下ろさなかったが、今日は全面下ろすことに開いた。北側全面と南側の半分で昼になってしまった。

  夕食後、30分だけ休憩して再び大屋根に上がり南側の残りを下ろした。その後、下屋の雪下ろしを行った。上から落ちている雪もあって下屋の雪は固くて疲れた。

  その後、小屋(車庫兼倉庫)の雪下ろし。一度も雪下ろしをしていなかったので雪の量は多く、握力もなくなってとても疲れた。この時点で、.午後4時半。その後、道路に落ちた雪を除雪機で片付けた。作業が終わったのは午後5時半だった。疲れたが、満足であった。

  もしもこれが手伝いだったらどうだろうか。半日でいやになってしまっただろう。我が家では今は雪下ろしは私の仕事だ。しかも、誰にも手伝ってもらえない。従って、朝起きたときから、大雪警報も出ているので、雪下ろしだと決めていた。

  ラジオで音楽などを聴きながらの作業だった。疲れ切ったが、予定の作業を終えた満足感と、心地よい疲労感。これは私の仕事だから、淡々とやるだけ。我が家の屋根の上から村の屋根を見ると、雪下ろしをしているのは、私とアパートの屋根の雪下ろしをしている業者だけだった。

雪下ろしを終えた我が家(左)と車庫(左奥)。大仏殿の屋根も見える。

  「手伝い」と「役割分担」は全く異なる。これは大人の話ではない。子どもから大人まで、家庭で自分の役割を持つことは大切だと思う。自分の仕事となると、いかに要領よく終えるかだ。幼稚園児でも、例えば玄関の「靴を並べる仕事」を分担することが出来る。

  家庭で年齢に応じた自分の役割があって、初めて家庭の一員としての自覚が生まれるのではなかろうか。家庭で居場所が出来るのではなかろうか。これは私の持論である。私の子ども時代には、家庭で役割を持つことは当たり前であった。風呂を湧かしたり、馬のえさを作ること、夏休みには大師山の裏から薪を担いで来ることなどたくさんの役割があった。そして、農繁期の手伝い。

 「手伝い」と「役割」の違いをどれだけの人が理解してくれるだろうか。

(日記 終日雪下ろし。そして、 夕食は、一人で焼き肉。ビールを飲んだ。充実した一日だった。出来る間は苦にせず、自分の仕事としてやりたい。腰が痛くなるのではという心配はあるが。)

 
 

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